シーブリーズがスースーするのはアルコールが入っているから?
だから殺菌効果がある?
実はそれ、間違いでした。
シーブリーズに殺菌効果はなかった!
ここでは一般的なシーブリーズデオ&ウォーターについて解説していきます。
つけた瞬間にスーっと爽快感に包まれてスッキリするのが特徴のひとつですよね。
しかしそれはアルコールではなく、メントールが入っているからです。
メントールは化粧品などによく使われる事でも有名ですね。
ハッカの成分のひとつだという事からも、スースーする理由がわかります。
冷感効果を発揮する事で、肌につけた瞬間にひんやりするのです。
メントールという成分の特徴には、殺菌作用も含まれています。
しかし、シーブリーズには他の成分も多く含まれているため、アルコールのような殺菌効果は期待できません。
ただし、ニオイの元となる菌を退治する事は可能です。
その働きをするのが、塩化ベンザルコニウムという成分です。
アルコールが、身の回りの微生物に対して殺菌効果があるのに対して、塩化ベンザルコニウムが戦えるのは一般細菌だけになります。
皮膚に吸着する事で、持続効果も期待できます。
つまり、アルコールのように、なんでも消毒できる程のパワーはないけど、ニオイ菌には効果を発揮してくれるのですね。
シーブリーズで体臭は消えるの?
体臭には様々な原因があります。
不潔にしているために、身体に細菌が繁殖してニオイを発する場合や、内臓に疾患が隠れている場合など。
その中でシーブリーズが効果を発揮できるのは、身体の外側に原因がある場合です。
汗は本来無臭なのですが、放置すると肌の常在菌のエサとなり菌が繁殖します。
また、皮脂や角質などもエサとなって、菌の繁殖を促してしまいます。
その際に酸化臭が発生して、イヤなニオイとなってしまうのです。
シーブリーズは汗をかいた時に、すぐにクールダウンしたい時などに効果を発揮します。
火照った身体を、メントールの冷感効果が冷ますというわけです。
また、サラサラ成分が汗を吸収して発生をおさえてくれます。
そこにデオドラント効果の元になる、塩化ベンザルコニウムが作用します。
お肌で繁殖したニオイ菌を殺菌して繁殖を抑制します。
つまりシーブリーズは、体臭の原因となる菌が繁殖する事を、
・エサをなくす
・菌を殺す
この2通りのアプローチで、防いでくれるのです。
正しい使い方は汗をかく前?あと?
シーブリーズは
・汗をかきにくくする
・汗をかいてもベタつかない
・火照った身体をクールダウン
これらから、汗をかく前でも後でも効果が発揮される事がわかります。
お出かけ前に
制汗作用で汗の発生をおさえてくれます。
また、マイクロパウダーがお肌に残って、汗をかいてもサラサラな状態を保ちます。
汗をかいた後に
暑い日の外出やスポーツで汗をかいたとき、シーブリーズの冷感効果ですっきりクールダウン。
素早く汗がひいてさっぱりします。
デオドラント効果でニオイ菌の繁殖をおさえます。
ただし、汗をよく拭きとってから使うようにして下さい。
汗が残ったままだと菌が繁殖しやすい環境そのままです。
お風呂上りに
入浴後のサッパリ感も、汗がいつまでもひかないとベタベタになって不快感に変わります。
シーブリーズで素早く汗をおさえて、サッパリ感を持続させましょう。
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